
保育園や学校、地元のママ友グループなどでLINEをご活用いただく機会も多いかと思いますが、昨今の社会情勢もあって保護者同士が集まる機会を作れず、連絡網グループ作りにお困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな時に便利なのが、2019年8月に新しく始まったLINEオープンチャット。
LINEの友達交換せずにQRコードやURLを共有するだけで簡単にグループ作成が出来たり、個人LINEプロフィールとは別の専用プロフィールが作れて公私の区別が出来たりと、従来のLINEグループとは違った連絡網利用に便利な機能を兼ね備えています。



このような特徴があるオープンチャットは、保育園や学校などを通じて関わり合いを持つことになるママ友グループや学校の保護者会などの連絡網としてとても便利に活用することが出来ます。
今日から実践出来る活用方法をご紹介します。オープンチャットで楽しく、便利で負担のないママ友連絡網を作ってみてはいかがでしょうか??
目次
まずは仲が良いママ友グループを作ってみよう
いきなり大人数のクラスの公式連絡網を作るのは不安です。まずは気軽に仲が良いママ友仲間で気軽にオープンチャットグループを作ってみてください。
始めるまではたったの2ステップです。
ステップ1 グループを作る
まずオープンチャットは最新版のLINEアプリにオープンチャット機能が入っており、LINEホームからオープンチャットメインページに移動して、下部にある[オープンチャットを作成]ボタンから始めます。

グループ名は[〇〇保育園○組 ママ友会]、プロフィール名を[〇〇(お子さんの名前)のママ]などにする事で、普段使っているLINEアカウントと区別出来、またママ友からも誰のママなのかわかりやくなり便利です。

ステップ2 ママ友仲間をグループに招待する
グループを作成した後はグループのURLもしくはQRコードをママ友に送り、ママ友仲間はそこにアクセスするだけで、参加完了です。なお、既存のLINEグループには無い機能として、過去に投稿されたメッセージを見る事が出来るので、招待されるタイミングの違いで、連絡事項を再送する必要が無くなりリーダーの負担が軽減されます!
1. トーク画面の右上のメニューをタップ
2. メニュー画面の[招待]をタップ
3. 「友だちを招待」「リンクをコピー」「リンクをシェア」「QRコードをシェア」から項目を選んでシェア
*すでにLINE上でお知り合いの方に連絡するときは「友だちを招待」が便利です。


【3分でわかる はじめ方動画】
慣れたらクラスのママ友にも広めてみよう!
慣れたらクラス連絡網として活用してみましょう!
- 仲良くなりたいけど、LINEの交換は少し気が引ける・・
- LINEのプロフィール名が旧姓だから、誰だかわかってもらうのに苦労する・・
- クラス替えの度に新しい保護者とLINE友達になってグループを作るのはとても面倒・
グループ作成~参加者招待の方法は上記説明と全く同じですが、学校連絡網利用でのコツや利用方法を解説します。
クラス保護者/ママ友のグループへの招待について
代表者がオープンチャットを作成した後は同じようにURLもしくはQRコードを共有しますが、この時今繋がっていない保護者やママ友に対しては、QRコードを用紙に印刷して保護者会や学校を通じて配布する方法が便利です。
LINEグループに限らず、新しい連絡網作成の時にネックになる、新しいアプリをインストールしたり、専用サービスのアカウント作成、使う度のログインなど一切不要で、いつも使っているLINEで皆が負担なく使えます。
また、よく使うLINEなので重要な告知を見逃す事も少なくなるでしょう。
想定される利用方法
・保育園や学校生活の情報交換
・ノートやお知らせ機能を使ったイベントの案内
・投票機能を使ったイベントへの出欠席の確認
・アルバム機能を用いた行事写真の全体共有
などなど

代表者も参加者も皆が負担が少なく、便利でかつ楽しく使える連絡網を作成してみませんか?
グループ管理にも安全、安心な機能が充実!
相手がわかっているクラスの連絡網としての利用ですので、一定の節度を保った連絡網運営が出来ると思いますが、さらにグループの参加者全員が快適に利用するための設定方法や、LINEの安全安心を保持する試みについてもご紹介致します。
管理者機能を用いたグループコントロール
オープンチャットにはこれまでのLINEグループにはない特徴として「管理者(共同管理者)」機能があります。
グループの安心・安全が保てるような権限設定を用意しています。
参加の承認、お知らせ事項の伝達、ガイドライン違反ユーザの強制退会、投稿メッセージ削除などの権限を使って管理コントロールすることが可能です。
また、共同管理者を指定出来るので、複数の代表者で管理を分担する事が可能です。


おすすめのグループ設定
その他おすすめの設定項目のチェック一覧を用意しました。以下の設定を活用する事でより快適な連絡網運営が可能となります。
【設定項目のチェック一覧】
1.公開範囲を設定し、万が一のいたずら入室を防ぐ
- グループは承認制や参加コード制など非公開型に変更することも出来るため、本当に入室すべき人のみをしっかりと入室させ、いたずら入室を防ぐことが出来ます。
※ただし年齢認証が行えない格安携帯などの端末では非公開型では入室が出来ないので、一時的に公開設定を「全体公開」タイプに変更し、その後「参加コードの入力」「参加の承認」いずれかのタイプに変更することで回避できます

- 一般の人に知られる必要がないため、検索をOFFに設定します。
- カテゴリーを「学校」に設定する事をおすすめします。
- 〇〇小学校○年○組_保護者会など区別が付きやすいトークルームの名称にする事をおすすめします。
- 〇〇(子供)の母/父などで入室するよう案内をし、誰の保護者なのかわかりやすくします。参加コードなどを活用して、万一のなりすましユーザーの入室などには念のため注意する必要があります。
- 最低限守って欲しいルールをノートに投稿し、定期的にトークルームにシェアします。
- 初期設定ではノートの作成が誰でもおこなえるため、必要に応じて管理者・共同管理者のみに変更してください。
LINEの安心・安全のためのモニタリングや機能制限のご紹介
安心・安全なコミュニケーション環境を維持するために、LINEではOpenChat専用のコンテンツのモニタリング体制を構築しています。
24時間365日、違反に対して独自のガイドラインに基づいて適切に対応します。
また、青少年保護の観点でリスクが高い機能については利用制限をかけています。

専用のモニタリングチームにより24時間365日のモニタリングを実施
・ユーザーと同じ環境でトークルームに入室し、パトロールと緊急懲戒
・違反したユーザに対してガイドラインに基づき利用制限などの懲戒を実施
・専用フィルターを通じて、不健全なユーザに対する効果的なブロック
・NGワードの自動削除、モニターによる手動削除
詳しくは「安心安全ガイド(公式ページ)」をご覧ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
オープンチャットは負担も少なく、便利で楽しく使える連絡網として活用できます。
本日ご紹介した方法以外にも、地域の子育てお悩み相談や学校の先生との連絡網としてのご利用など、状況に応じて様々な用途でご活用いただけるかと思いますので、ぜひご利用いただけたら幸いです。